保育環境

いつも笑顔でいられる保育園を目指して
子どもたちの笑顔と成長が私たちの元気の源です。
子どもたちが自分らしく素直な気持ちでのびのびとすごし、健康ですくすく育つ。
そのために私たちは、日々わくわくする環境づくりに力を尽くします。

室内あそび(コーナー遊び)

室内遊びを通して、子どもは集中力や思考力、観察力や記憶力、構成力や想像力を身に付けていきます。
学習能力の基本は、日々工夫したり考えたり、集中したり、真剣に取り組んだりという遊びの体験の中で育っていきます。また、一定の時間、何かに取り組むという力も、室内の中で育っていきます。一人遊びから始まり、友だちとうまく関われるようになっていく中で、人との関わりや問題解決の仕方を学んでいきます。そのためには、室内で十分に遊び込むための、よい環境を作らなければなりません。ヨーロッパの保育遊具は歴史的にも、また理論的にも優れた要素を持っています。登園では、そのようなヨーロッパの遊具を中心に、また日本の優れた遊具を厳選し、子どもたちに提供しています。子どもたちが楽しみながら、自分の持っている能力を十分に発揮できるように備えています。楽しそうに遊んでいる時ほど効果は大きく働いています。
様々なコーナーに遊びを用意しています。コーナーに分けることで、自分で遊びたいものを見つけたり、遊びに集中することができます。毎日、決まった場所に決まった遊びが用意されていることで、安心して遊ぶことができ、片付けも身に付けていきます。

戸外あそび

戸外遊びは、子どもたちの体の発達を助けるために重要な意味を持っています。精神的にも開放され、自分の身体能力を高めていくためのダイナミックで元気な活動は、子どもの体だけではなく、精神的な伸びやかさや、チャレンジする精神を養ってくれます。3歳児クラス(こあら)以上の子どもたちは、雨の日も外で遊びます。子どもたちには雨の日にしかできない出会いも体験してほしいからです。自然と触れ合うことで、小さな命と出会ったり、四季の変化を楽しむなどの季節感も育っていきますので、戸外遊びはとても大切です。

絵本について

乳幼児期にどのような絵本体験をするかによって、読書の好きな大人になれるかどうかが決まります。
良い絵本に出会うことで、絵本の世界のおもしろさを知った子どもは、必ず読書の好きな人間に育っていきます。
平成26年度より全クラスで月刊絵本の「毎日よみがたり」を行っています。1カ月間、園で読んだ本はお家に持ち帰り、今度はお家の方と楽しみます。一番大切なのは、お家の方の「読み声」です。「毎日よみがたり」を通して、お家の方と保育園との繫がりも深まると期待しています。当園では他にもたくさんの良質な絵本に出会い、繰り返し読んでいくことで、絵や言葉の表現の楽しさや発見をしていきます。そして、見る力、聞く力、話す力、表現力、コミュニケーション力も育てられます。また、絵本から広がる遊びの世界も楽しんでいます。保育者の感性と子どもたちの想像力が合わさり、物語の世界を実現し、体験する遊びにも取り組んでいます。そしてお家でも素敵な絵本の時間を過ごしていただければと「ひめやま文庫」も用意しています。一人一冊、毎日(金曜日を除く)貸し出しています。絵本を借りる際は、絵本袋をご持参ください。子育て支援として、保育園以外の地域の方へも貸し出しもできます。絵本は大切に扱い、お家の方と一緒に楽しんでくださいね。
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